■協会の目的
現在、国際社会において大麻を取り巻く環境は大きく変化しようとしています。
2018年4月現在で医療用大麻を合法化している国は28カ国に及び、2018年11月にはカナダで大麻の合法化が行われました。
WHOによる大麻の再評価はその一例となっています。
しかしながら日本国内では大麻取締法、麻薬取締法などにより、医療用としての使用が制限されています。
そのため日本国内の大麻研究者が少なく、海外と比較しても研究が遅れていると言わざる得ない状況となっています。
本研究会では国内で安全に使用することが認められているカンナビノイドの一つ「カンナビジオール」の基礎及び臨床研究の推進、
更には各カンナビノイドの研究を目的としています。
医療用大麻の有効成分の一つであるTHC(テトラヒドロカンナビノール)は本協会テーマとして扱うことはありません。
カンナビジオールが大学や企業において法的、倫理的に問題なく研究が進められる環境を整備することで、
既存の医療を補完する医療技術の開発、発展につながることを目指しております。
一般社団法人日本カンナビジオール協会
代表理事 伊藤 俊彦